インクジェットプリント保存比較

インクジェットプリントと銀塩写真比べてみました

インクジェットと銀塩プリントの保存性・劣化を比較

家庭用のインクジェットプリンターと写真屋さんの銀塩写真機(QSS-37HD)でプリントした写真を少々日当たりの良いところに放置して色の変色、色の退色などを調査してみました。

プリント直後
動画像を銀塩写真とインクジェットプリンターで出力しました。ちょっとインクジェットの方が明るいかな?
プリントしてから数ヶ月
日当たりの良いところにおいて3ヶ月放置した結果

プリント比較結果
結果として、インクジェットプリンターでプリントした写真は色が薄くなってきています。比較的日光のあたりがよいところでしたのでアルバムなどに入れて保存した場合とは違いがあるかと思いますが、耐久性を考えるとかなりの差があると考えられます。デジカメプリントなどの写真は以前のフィルム写真のように現像しないと見れないといったものではありませんので、プリントをするといいうことは長い時間のこしておくという事が前提にありますので、これでは少々不安です。
大事な思い出は写真屋さんの銀塩プリントで是非残しておいてください。


インクジェットと銀塩プリントのコストを比較

Lサイズに70%以上、色がのった状態の写真を基準としてプリントし、かかるインク代と銀塩写真として依頼した際のコストを比較してみます。
インク代と用紙代を含めインクジェットのコストと銀塩写真の販売価格
インクジェットプリントの場合

  • インク代 純正インク(7色」プリンターの場合、1枚12円~15円程度のインク代となります。
  • 用紙代 ・FUJIFILM(画彩 写真仕上げ 光沢プレミアム)400枚入り(ヨドバシ価格1450円)1枚3.6円 ・CANON(光沢 ゴールド)400枚入り(ヨドバシ価格1660円)1枚4.1円となります。(価格は2016.11.13現在のもの)

合計すると約16円~19円程度のコストがかかります。


銀塩写真の場合
ショップによって価格は違いますがデジカメプリントのPAMでは1枚15円の販売となります。500枚ご注文で13.5円となります。

プリント比較結果
1枚あたり1円~最大6円程度の違いで銀塩写真の方がお得です。
あくまで純正のインクと有名ブランドの用紙を使用しての比較となります、詰め替えのインクを使用したり低価格の用紙を使用したりなどで、コストを抑えることはもちろん可能かと思います。
1枚の出力時間なども機械の進化でかなりストレスなくプリントできますし。

しかし、忘れてはいけません!
インクジェットプリンターにはもちろん本体の購入も必要ですし、インクヘッドのノズルがつまるなどすると買い替えも必要です。いくら安いとは入っても5000円程度はするでしょう。
機械は以外に頻繁に使っているとノズルのへずまりなどは起こりにくいものです。ところが半年に1回などの使用の場合は特に注意が必要で、めずまりの危険性は大きく高くなります。

プリント業者に依頼する場合、故障のリスクなどはもちろんありませんし、機械の購入費も必要ありませんのでオススメです。

詳しくはデジカメプリントのPAM(TEL:0238(52)4884)へお問い合わせ下さい



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